
今日の相場の動き
ここ2日間「8連騰の反動でAI相場は終わったのかな」と思っていた方、私もその一人でしたよ(笑)。でも今日、その不安は一気に吹き飛びましたよ。25日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発しましたよ。前日比3191円37銭(4.61%)高の7万2366円34銭で終え、3日ぶりに最高値を更新しましたよ。上げ幅は歴代4位で、一時は3400円を超えましたよ。
きっかけは米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの決算でしたよ。手掛かりは米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの「満点以上」の決算ですよ。人工知能(AI)需要への不安が一掃され、再び関連銘柄に買いが広がっていますよ。
マイクロン・テクノロジーが24日発表した2026年3〜5月期の決算は、純利益が前年同期比15倍の282億4300万ドル(約4兆6000億円)でしたよ。人工知能(AI)関連の受注が伸び四半期として過去最高を更新しましたよ。QUICK・ファクトセットが集計した事前の市場予想(235億ドル)を上回り、好調な決算を受けて株価は時間外取引で一時、同日終値比16%高まで上昇しましたよ。
「純利益が前年比15倍」という数字、もう異常なレベルですよね(笑)。マイクロンが24日夕に発表した2026年3〜5月期決算は売上高と純利益が市場予想を大幅に上回り、26年6〜8月期の売上高見通しも市場予想を大きく上回りましたよ。同社幹部が半導体メモリーの需給の引き締まりが27年以降も続くとの見方を示し、今後のAI関連の成長に強気な見方が広がりましたよ。
今日の急騰の主役銘柄と、なぜこれだけ大きく相場が動いたのかを整理してみましょう。

アドテストと東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)、キオクシアの4銘柄で日経平均を2300円あまり押し上げましたよ。4銘柄だけで2300円というのは本当にすごいパワーですよね。日経平均をけん引したのはAI・半導体関連銘柄ですよ。キオクシアホールディングスは一時15%高と急騰しましたよ。アドバンテストや東京エレクトロンにもマネーが流入し、相場全体を押し上げましたよ。
また中東情勢の緊張緩和でホルムズ海峡を経由する石油輸送に回復がみられ、原油先物相場が大きく下落していることも日本株を下支えしましたよ。物価上昇や企業業績圧迫への懸念が後退し、出遅れていた小売りや食品など幅広い銘柄に買いが入りましたよ。AI・半導体だけでなく、出遅れていた内需・消費株まで買われたというのは、相場の幅の広さを示していて心強いですよね。
専門家の見方も興味深いですよ。ケイ・アセットの平野憲一代表は「今日の上昇は売り方が買い戻しを迫られる踏み上げ相場の色彩が強いが、AI関連銘柄の株価は堅調な業績に裏付けられており過熱感は乏しい」と話していますよ。ただ、半導体関連の材料に対する市場の感応度が大きくなっており、短期的には大幅な調整が起きる可能性があるとの見方を示していますよ。
専業トレーダーの今日の反省
今日は本当に嬉しい誤算でしたよ(笑)。一昨日・昨日と2日連続で下げて「やっぱり調整局面入りか」と思って、かなり守りに入っていたんですよね。実は今朝の寄り付き前にキオクシアの一部を「様子見のため」と思って手放してしまったんですよ。
そしたら朝からマイクロン決算の好感で2900円高まで上昇していくのを見て、「やってしまった……」と思いましたよ(笑)。決算発表が引け後だったので、夜のうちに確認していれば朝一で買い増しできていたはずなのに、すっかり寝てしまっていたんですよね。
今日の反省は「2日下げたくらいで悲観的になりすぎたこと」と「重要な決算発表の日は寝る前に必ずチェックすること」の2つですよ。マイクロンはキオクシアの直接競合企業で、その決算がキオクシアの株価に直結することはわかっていたはずなのに、見落としていましたよ。重要イベントのカレンダー管理、もっとしっかりやらなきゃいけないですね(笑)。
初心者向けポイント3つ
① 「2日続落」だけで地合いが崩れたと判断するのは早計
ここ2日間、日経平均は合計3100円超下げていましたよ。これだけ見ると「もうAI相場は終わりかも」と不安になりますよね。でも今日のように、たった一つの好材料(マイクロン決算)で全部吹き飛んでしまうこともあるんですよ。短期的な調整と、構造的な転換は全く違うものなので、数日の値動きだけで結論を出すのは避けたほうがいいですよ。
② 競合企業の決算は「自分の保有株への先行指標」になる
今日キオクシアが大きく上昇した理由は、自社の決算が良かったからではなく、競合のマイクロンの決算が良かったからですよ。同じ業界の主要企業の決算は、自分が持っている株の業績を予測する重要なヒントになるんですよ。保有銘柄の競合企業や仕入れ先・販売先企業の決算スケジュールも事前にチェックしておくと、こういうチャンスを逃さずに済みますよ。
③ 「踏み上げ相場」という言葉を覚えておこう
「今日の上昇は売り方が買い戻しを迫られる踏み上げ相場の色彩が強い」という専門家の指摘がありましたよ。「踏み上げ」とは、株価が下がると予想して空売り(持っていない株を借りて売る取引)していた投資家が、予想に反して株価が上がったため損失覚悟で買い戻さざるを得なくなる現象のことですよ。この買い戻しがさらに株価を押し上げる「踏み上げ相場」が起きると、上昇が増幅されやすいんですよ。急騰の裏にこうした需給的な事情があることも知っておくと、相場の理解が深まりますよ。
明日以降の見通し
今日の急騰でAI相場の根強さが再確認されましたが、油断は禁物ですよ。半導体関連の材料に対する市場の感応度が大きくなっており、短期的には大幅な調整が起きる可能性があるとの見方もありますよ。
明日(6月26日)には東京都区部消費者物価指数(CPI)の発表と、配当・優待権利付き最終売買日が重なりますよ。権利付き最終日は値動きが荒れやすい特殊な日なので、注意が必要ですよ。
また、市場全体が「マイクロン待ち」の様子見ムードから解放された一方で、原油安・円安という追い風が本物かどうか、週後半の米PCE・GDPを通過するまでは見極めが必要という指摘もありますよ。今夜発表される米PCEデフレーターも引き続き重要な材料になりますよ。
今日のような爆発的な上昇の後は、明日は一旦小休止になる可能性も十分ありますよ。8連騰の時と同じく、急騰の後は利益確定売りが出やすいということを念頭に置いて、過度に強気になりすぎず、冷静に値動きを見ていくのが良さそうですよ。AIラリーはまだ終わっていなかったというのが今日最大の収穫でしたね(笑)。
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