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今日の相場の動き
今日は本当に歴史に残る一日でしたよ!16日の東京株式市場で日経平均株価が4日続伸し、終値は前日比87円高の6万9404円と連日で最高値を更新しましたよ。前日の米ハイテク株高を手掛かりに日本株市場でも人工知能(AI)・半導体関連の銘柄に買いが続き、一時初めて7万円に乗せましたよ。
「7万円」という数字、正直ここまで早く来るとは思っていませんでしたよ(笑)。ついこの間の6月8日に6万4000円台まで叩き落とされていたのに、わずか6営業日で7万円を一時突破してしまうんですから、今の相場の勢いは本物ですよね。
今日のドラマの主役はなんといっても日銀の利上げ決定でしたよ。日本銀行は今月15・16日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を1995年9月以来ほぼ31年ぶりとなる1.0%へ引き上げる決定をしましたよ。「31年ぶりの利上げ」というのはものすごい出来事なんですよ。つまり1995年といえばWindowsが95が出た年ですから、その頃以来初めての1%台ということですよね(笑)。
ところが面白いことに、昼休みに日銀金融政策決定会合の結果が発表され、政策金利の引き上げが決定されると、これを受けた後場はプラススタートになりましたよ。事前報道から利上げの織り込みが進んでいただけに、サプライズなしと受け止められて上を試しにいきましたよ。
「利上げなのに株が上がる」というのは不思議に思うかもしれませんよね。でも株式市場というのは「予想通りのことが起きると、むしろ安心して上がる」という性質があるんですよ。今回の利上げは事前にかなり報道されていて、みんな「どうせ上げるだろう」と思っていたわけです。だから実際に利上げが決まっても「ああやっぱりね、想定内」という反応になって、むしろ「不確実性が消えた」と安心して買われたんですよ。
今日の7万円突破の瞬間と、日銀利上げの背景を整理しておきましょう。

後場に入ると海外勢らの先物買いが加速し、取引時間中として初の7万円台に乗せる場面がありましたが、大引けにかけては内田日銀副総裁の会見を見極めたいとのムードが強まり伸び悩みましたよ。惜しくも終値では7万円を維持できませんでしたが、取引時間中に初めて7万円台をつけたというのは歴史的な出来事ですよ。来週以降に終値でも7万円台を定着させられるかどうかが次のテーマになりますよね。
専業トレーダーの今日の反省
今日は「取れた!」と「もっと取れたのに」が半々でしたよ(笑)。昨日の段階でポジションを少し積み増していたので、今日の上昇はそれなりに恩恵を受けられましたよ。
ただ本当に悔しかったのは後場の動きですよ。日銀利上げが発表されて後場一気に跳ね上がったとき、「7万円が見えてきた!」と思ってさらに買い増ししたんですよね。ところがその直後に7万円をつけてからスルスルと下落してしまって……。「高値つかみ」の教科書みたいな動きをやってしまいましたよ(笑)。
今日の反省は「大きな節目(7万円)に近づいたら、飛びつかずに様子を見ること」ですよ。7万円というのは心理的に非常に大きな節目で、「ここで売っておこう」という利確売りが必ず出るんですよ。それがわかっていたはずなのに、上昇の勢いに興奮して飛びついてしまいましたよ。何年やっても同じ失敗を繰り返すのが株の怖いところですよね(笑)。
初心者向けポイント3つ
① 「利上げなのに株が上がる」現象を理解しよう
今日の日銀利上げで株が下がらなかった理由は「織り込み済み」という概念があるからですよ。株式市場は常に「未来の予想」を先取りして動くんですよ。事前に「利上げするだろう」と広く予想されていたことが実際に起きても、それはすでに株価に反映されているので驚きがないんですよ。むしろ「不確実性が消えた」という安心感で上がることも多いですよ。「予想通り=サプライズなし=安心して買い」という流れを覚えておくといいですよ。
② 心理的な節目(7万円・5万円など)では値動きが荒れやすい
上げ幅を700円超に広げて7万円の節目を上回ったところで買いは一巡し、節目乗せから一段高とはならなかったですよ。「7万円」「10万円」「100ドル」といったキリのいい数字は、心理的な節目として多くの投資家が意識するんですよ。その水準では「ここで売っておこう」という利確売りと「ここを超えたら次のステージだ」という追い買いがぶつかって値動きが激しくなりやすいですよ。節目付近では慌てて飛びつかず、少し待って本当に突破するかどうかを確認してから動くほうが無難ですよ。
③ 「31年ぶり」という数字が意味すること
今回の日銀の政策金利1%への引き上げは1995年9月以来ほぼ31年ぶりの水準ですよ。1995年といえば、今の20〜30代の方はまだ子供か生まれていない頃ですよ(笑)。それだけ長い間、日本は超低金利に慣れきっていたということなんですよ。これが変わるということは、住宅ローン・企業の借入コスト・不動産価格など、経済全体に幅広い影響が出てくるんですよ。「株だけじゃなく自分の生活にも関係する」という視点で金利の動きを注目してほしいですよ。
明日(6月17日)の相場予想——FOMCという最後のボス
今日の最大の注目イベントを乗り越えましたが、明日はいよいよFOMCの結果が出ますよ。日本時間17日(水)早朝3時頃に発表される予定ですよ。
6月16〜17日に開催されるFOMCでは、現行の政策金利3.50〜3.75%の水準が据え置かれるというのが市場における支配的な見通しとなっていますよ。金利自体は据え置きがほぼ確実なので、焦点はそれ以外の部分にあるんですよ。
明日の3つの注目ポイントはこうですよ。
まずドットチャートですよ。FRBの各委員が「今後の金利をどう見ているか」を点で示したもので、利上げを予想する委員が増えていれば株にとってネガティブ、現状維持か利下げ方向なら株にポジティブになりますよ。
次に声明文の文言ですよ。特に「将来的な利下げ」を示唆する表現が削除されるかどうかが焦点ですよ。削除されれば「事実上のタカ派シフト」と解釈されて売りが出やすくなりますよ。
そしてウォーシュ新議長の記者会見ですよ。次の注目イベントはFOMCで、声明やドットチャートがタカ派だった場合、翌日の相場への影響が大きいと見られていますよ。新議長として初めてのFOMCなので、どういうスタンスで臨むかが株式市場の今後の方向性を大きく左右しますよ。
明日の想定レンジは6万7500〜7万1000円という広いレンジを見ておいたほうがいいですよ。FOMCの結果次第でどちらにでも動く可能性があるからなんですよ。
強気シナリオ(69,500〜71,000円、確率40%)は、FOMCが据え置き+比較的穏やかな声明という組み合わせで、今日乗せ損ねた7万円台を終値でも達成する展開ですよ。
弱気シナリオ(67,500〜69,500円、確率60%)は、声明やドットチャートがタカ派的な内容で利確売りが広がる展開ですよ。今日の日銀利上げ通過後の安心感が、FOMCで一気に吹き飛ぶ可能性もゼロではないですよ。
明日のFOMC結果が出るのは早朝3時なので、起きて確認できる方は朝の先物を見てから判断するのがベストですよ。そうでない方は、明日の前場の寄り付きを確認してから動くようにしましょうよ。今日の7万円突破の興奮に引きずられて夜中に先物を触るのは要注意ですよ(笑)。
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