


最大の注目はエヌビディア決算ですよ
正直、明日の相場を動かす最大のカギはこれに尽きますよね。エヌビディアが日本時間21日早朝に2026年2〜4月期の決算を発表します。市場予想は売上高が前年同期比約79%増の789億ドル、焦点は粗利率75%を達成できるかどうかです。 これ、数字だけ見ると「また好決算じゃないの?」って思いますよね(笑)。でも今の市場環境は少し特殊でして、好決算が出ても素直に上がらないケースが続いているんですよ。最近の日米株式市場では、世界的な長期金利の上昇などを背景に、これまで相場の上昇を牽引してきたハイテク株や半導体株を中心に、相対的な割高感を意識した利益確定の売りが出やすい状況になっています。つまり「良い決算が出て当たり前」という状態になってしまっていて、それを超えるサプライズがないと株価が上がりにくいんですよね。
では具体的に何を見ればいいかというと、ポイントは2つです。ひとつは粗利率が75%を超えられるかどうか。これが価格決定力の証明になるので、市場が最も注目している数字です。もうひとつは次の四半期のガイダンス(業績見通し)ですよ。決算自体が良くても、次の見通しが弱いと「ピークアウトか?」と売られてしまうんですよ。ただ、ハイパースケーラーによるAI関連のインフラ投資は依然として旺盛で、決算内容が強ければ半導体関連株に再び見直し買いが入る可能性もあります。東京エレクトロンやアドバンテスト、フジクラといった日本の関連株も、エヌビディアの結果次第で朝から大きく動くはずなので、保有している方は夜更かし確定ですね(笑)。
FOMC議事録という「もうひとつの爆弾」
エヌビディア決算と同じ夜に、もうひとつ重要なイベントがあるんですよ。日本時間21日早朝3時に、4月28〜29日に開催されたFOMCの議事録が公開されます。参加理事たちの多くが年内利上げに賛同しているような内容であれば、株価にとってネガティブな材料になります。 今の相場が一番嫌がっているのは「金利がさらに上がるかもしれない」という不安ですよね。今日の下落だって、本質的には金利上昇への警戒が根っこにあったわけです。米30年債利回りは19日の取引で一時5.19%に上昇し、2007年の世界金融危機直前以来の水準に達しており、イラン戦争によるエネルギー価格上昇でインフレ懸念が強まっています。この状況でFOMCの議事録がタカ派色の強い内容だったら、夜中にまた先物が崩れる展開もあり得ますよ。逆にハト派寄りの内容が確認できれば、翌朝の寄り付きに向けてムードが改善するかもしれません。深夜3時なんて起きていられないよ、という方は多いと思うので(笑)、翌朝の先物価格をまず確認するのが現実的ですよね。
国内材料も意外と多いですよ
意外と見落とされがちなんですが、21日は国内でも3月機械受注と4月貿易統計の発表が朝8時50分に重なります。機械受注は設備投資の先行指標として注目度が高く、ここが弱い数字だと「日本経済への懸念」として円安・株安につながる可能性があります。貿易統計のほうは、円安が続いているなかで輸出企業の業績への影響を占う意味でも重要ですよね。トヨタや日産など自動車株を持っている方は特に気にしておいたほうがいいかもしれませんよ。
さらに午後には首都圏新築マンション発売件数も出てきます。今日の相場で不動産株が大きく売られましたよね。金利上昇が続くと住宅ローンの借り入れコストが上がって、マンション需要が冷え込むという連想が働くんですよ。ここでも弱い数字が出てくると、今日売られた不動産株がさらに下を試しに行く材料になりかねないので、注意が必要ですよ。
2つのシナリオで明日を整理すると
強気シナリオ(目安:60,200〜61,000円)
エヌビディアが粗利率75%超・ガイダンス上振れという形でサプライズ好決算を出して、FOMC議事録もそこまでタカ派でなかった場合です。今日の日経平均は5日続落で、かなり売られすぎ感が出ているのも事実ですよ。テクニカル的にも一定の自律反発は期待できる水準にいるので、好材料が重なれば買い戻しの動きが加速して6万円台を回復できる可能性はありますよ。特にソフトバンクグループや東京エレクトロンが切り返してくれれば、日経平均も一気に押し上げられますよね。
弱気シナリオ(目安:58,500〜59,500円)
逆に、決算が予想超えでも「もっと上を期待していた」という失望売りが先行したり、FOMC議事録がタカ派色の強い内容だったりすると、今日の終値5万9804円をさらに下に割り込んでくる可能性があります。今日の相場でも、世界的な金利上昇に対する警戒感から人工知能・半導体関連株の一部が利益確定売りに押されており、5日続落は1月以来のことです。この流れが続くようだと、次のサポートは58,000円前後になってきますよ。加えて、サムスン電子の労働組合が21日からストライキに入ると報道されており、これが長期化するようだと半導体セクター全体のムードが一段と悪化するリスクも頭に入れておきたいですよね。
現在の地合いを総合的に考えると、個人的には弱気シナリオのほうがやや確率は高いかなと見ています。ただ、エヌビディアの決算という大きなサプライズ要因があるので、どちらに転ぶか正直読みにくい一日ですよね(笑)。
トレーダー目線での明日の動き方
明日の朝、まず確認すべきはCME日経先物の価格です。エヌビディアとFOMCの結果を受けた米国市場の動きが、そのまま先物に反映されてきますよ。先物が大きくプラスなら強気シナリオに近い展開、マイナスなら弱気シナリオを想定して動くのが無難ですよ。
今日みたいに「6万円を割れても大丈夫だろう」とポジションを持ち越してしまうと、明日また大きく動いたときに対応が遅れてしまうんですよね。今日の体験談でも書いたように、損切りのタイミングを逃すと傷口が広がるだけなので、明日は寄り付きの値動きをしっかり確認してから判断するようにしましょうよ。焦って朝一で飛びつくのが一番危ないパターンですよ(笑)。
保有ポジションがある方は、エヌビディア決算後の先物の方向感を確認してから損切りラインを再設定しておくこと。新規で入りたい方は、少なくとも前場の値動きを見て方向感を確認してからにすることをおすすめしますよ。
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