
今日の相場の動き
今日の東京市場は、一言で言うと「行って来い」な一日でしたよ(笑)。5月27日の日経平均は始値6万5777円と高く寄り付き、午前9時6分には一時6万6428円という年初来高値を更新する場面もありましたよ。朝イチで6万6000円台まで突き抜けたので「このままどこまで行くんだ!」と興奮しましたよね(笑)。
ところが、その後は上値が重くなって、終値は前日比わずか3円32銭高の6万4999円41銭と、ほぼ横ばいで引けましたよ。6万5000円にあと1円届かないという、なんともモヤモヤする幕引きでしたよね。朝の高値から1400円以上も下がったわけですから、後場にかけてポジションを持っていた方はヒヤヒヤしたんじゃないでしょうか。
今日の値動きを動かした最大の要因は「配当の権利付き最終日」という特殊事情ですよ。5月27日は配当・優待の権利付き最終売買日で、権利取りを狙った買いが前場に集中しやすい一方、午後にかけては売りが出やすい構造になっていましたよ。「配当をもらうために朝に買って、権利を確定したらすぐ売る」という動きが毎回繰り返されるわけで、今日もほぼ教科書通りの動きでしたよね。
次に、今日どのセクターが動いたかを見てみましょう。

今日の相場を引っ張ったのはやはりAI・半導体関連でしたよ。日経平均へのプラス寄与度トップは東京エレクトロンで267円、次いでアドバンテストが242円、ファーストリテイリングが192円と続きましたよ。東エレクとアドテストの2銘柄だけで合計509円も日経平均を押し上げていたわけで、いかにAI・半導体株に相場が依存しているかがよくわかりますよね。
一方で値下がり業種を見ると、銀行・不動産・情報通信が売られていますよ。信用取引の買い残高は1994年12月以来の最高水準を2週連続で更新しており、増加は5週連続となっています。これ、実は少し怖い数字なんですよ。みんなが強気で信用買いを積み上げているということは、相場が少しでも崩れると強制決済(追い証)の売りが連鎖しやすくなるということなんですよね。
専業トレーダーの今日の反省
今日は朝から大興奮でしたよ(笑)。寄り付きから500円以上の急騰で、「よしっ、6万7000円も狙えるぞ」と欲が出てしまって信用で東エレクを追加買いしてしまったんですよね。
ところが前場の高値6万6428円をつけた直後からじわじわと下がり始めて……。配当権利最終日だからポジションを持ち越すのは危ないとわかっていたのに、「もう少し上がるかも」と粘ってしまいました。結局後場の下落に巻き込まれて、午前の含み益をほぼ吐き出す羽目になりましたよ。
反省ポイントは明確で「権利付き最終日は午前に利確すること」という鉄則を守れなかった点に尽きますよ。毎年同じパターンが繰り返されているのに、欲に負けてしまうんですよね(笑)。頭でわかっていても実際に動けないのが株の難しさですよ。
初心者向けポイント3つ
① 「配当の権利付き最終日」は値動きが荒くなる
今日みたいに、配当や株主優待の権利を得るための最終売買日には特有の値動きが起きますよ。朝に権利取り目的の買いが集中して株価が上がりやすく、午後になると権利を確定した投資家が一斉に売り始めるので下がりやすい傾向があるんですよ。このパターンを知っていると、「なんで朝上がって午後下がったの?」という謎が解けますよね。
② 「二極化相場」に要注意——強い銘柄だけ見ていると危ない
今の相場はAI革命を軸にした二極化が進んでいると専門家も指摘しています。東エレクやアドテストが最高値を更新する一方で、銀行・不動産・通信株は売られているんですよ。日経平均だけ見ていると「好調な相場」に見えても、実際には買われている銘柄は限られているわけです。自分が保有している銘柄がどちら側にいるかを意識することが大切ですよ。
③ 信用残高の膨らみすぎは「相場の危険サイン」になることがある
信用買い残が1994年以来の最高水準に膨らんでいるというのは、初心者の方にはピンとこないかもしれませんよね。簡単に言うと「借金して株を買っている人がものすごく増えている状態」なんですよ。相場が上がっているときは問題ないですが、何かのきっかけで下落が始まると、借金で買った人たちが強制的に売らされる「投げ売り」が連鎖して急落するリスクがあります。今がそうだとは言い切れませんが、頭の片隅に置いておくといいですよ。
明日以降の見通し
明日28日(木)は夜に米4月PCEデフレーター(インフレ指標)、GDP改定値、個人消費支出など重要な米国指標が一気に発表されますよ。特にPCEデフレーターはFRBが最も重視するインフレ指標で、ここが市場予想より高い数字なら「やっぱり利下げは遠い」と判断されて売られるリスクがありますよ。逆に落ち着いた数字が出れば、週末の相場は安心感が広がりそうですよね。
さらに翌29日(金)は東京都区部消費者物価指数(CPI)の発表と、月内最終取引日が重なりますよ。月末の最終売買日は機関投資家のリバランス(資産配分の調整)売りが出やすいので、意外と売り圧力がかかることがありますよ。
今日一日の動きを総合すると、6万5000円前後での「もみ合い」が続く可能性が高いと見ていますよ。年初来高値の6万6428円は一度タッチしましたが、そこをしっかり超えて定着するにはもう一段の好材料が必要かもしれません。米イラン合意の続報か、米指標の好結果か——どちらかが揃えば次のステージに上がる可能性はありますよ。
焦って高いところで買いに行くのではなく、もみ合いが続く中で安いところを拾う、というスタンスが今週後半は賢明じゃないかなと思いますよ(笑)。
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