
今日の相場の動き
先週末に「週明けは大波乱」と書きましたが、本当にその通りになってしまいましたよ(笑)。8日の東京株式市場で日経平均株価の終値は前週末比2563円安の6万4024円でした。下落幅は3月9日の2892円に次ぎ2026年で2番目、歴代でも5番目という記録的な下げになりましたよ。 朝の寄り付きから地獄絵図でしたよね。先週末の夜間先物が2850円安だったので覚悟はしていましたが、前場では下げ幅が一時3000円を超える場面もありましたよ。「3000円超の急落」というのは、もはや普通の調整ではなくパニック売りに近い状態でしたよ。
今日の急落の原因はずばり先週末の雇用統計ですよ。前週末発表の5月の米雇用統計が好調で米利上げ観測が台頭し、金利と比べた益回りが低いとされるAI銘柄で売りが相次ぎ、AIブームに沸いていた市場は冷や水を浴びせられましたよ。先週水曜日に6万8402円という最高値をつけてから、わずか3営業日で4400円近く下げたことになりますよ。まさに「登るのに1ヶ月、落ちるのに3日」という株の恐ろしさが凝縮された一週間でしたよね。
今日の下げがいかに大きかったか、改めて数字で整理してみましょう。

今日面白かったのは、これまでずっと「置いてけぼり」扱いされていた不動産や銀行、東証REITが逆に買われた点ですよ。AI・半導体に集中していた資金が逃げ出した結果、相対的に割安だった内需・金融株に流れ込んだわけですよね。「逃げた資金がどこに向かうか」という動きを見るのも、相場観察の面白いところですよ(笑)。
専業トレーダーの今日の反省
今日は朝から正直しんどかったですよ(笑)。先週末にポジションをかなり落としていたことで、最悪の事態は免れましたが、それでも残っていたアドバンテストと東京エレクトロンが朝から5〜6%下がっていくのを見ているのは精神的にキツかったですよ。
一番の反省は「前場の底で少し買い増しを試みたこと」ですよ。「さすがに売られすぎかも」と思って前場の終わり頃に東エレクを少し拾ったんですよね。ところが後場も戻りが鈍くて、結局含み損を抱えたまま引けてしまいましたよ。
「急落の日に逆張りで拾う」というのは一見賢そうに見えますが、今日みたいな「雇用統計ショック→米利上げ観測台頭」という明確なファンダメンタルズの変化が背景にある急落では、一日で反転することはほぼないんですよ。底を取りに行くのは2〜3日様子を見てからで十分でしたよ。焦って拾いに行った自分の「ヒロイズム」みたいな感情は本当に禁物ですよ(笑)。
初心者向けポイント3つ
① 「今年2番目の下げ幅」はどういう意味か理解しよう
今日の2563円安は2026年で2番目、歴代でも5番目という記録的な下げ幅でしたよ。これは「普通の調整」ではなく「パニック的な売り」が出たサインですよ。こういう歴史的な大きさの下げが起きたとき、翌日以降に「一旦落ち着いて反発する」ケースも多いですが、根本原因が解消されていなければ下げが続くこともあるんですよ。今回の根本原因は「米利上げ観測」なので、次のFRB関連の発言や指標が出るまで予断を許さない状況ですよ。
② 「世界同時株安」になるとどこも逃げ場がない
今日はNYダウ695円安、NASDAQ1121円安、上海総合68ポイント安、香港ハンセン304ポイント安と、世界の主要株式市場が軒並み下落する展開でしたよ。こういう「世界同時株安」の局面では、分散投資していても全部下がるので逃げ場がないんですよね。唯一の防衛策は「現金(キャッシュ)を持つこと」なので、相場が過熱しているときは少しずつ利確してキャッシュ比率を上げておくことの大切さが改めてわかりましたよ。
③ 急落時は「逆張り買い」を焦らないことが大事
今日の急落で「底値で買えるチャンス!」と飛びついた方もいるかもしれませんよ。気持ちはわかりますが、急落の翌日にすぐ反発するとは限らないんですよね。特に今回のように「ファンダメンタルズの変化」(利上げ観測の台頭)が背景にある急落は、数日〜数週間かけて底を探る展開になりやすいですよ。「下がった=安い」ではなく「なぜ下がったか」を確認してから動くことを心がけてほしいですよ。
明日以降の見通し
今週は来週のメジャーSQ(6月第2金曜)を控えたSQ週でもあるんですよ。SQ週は大口投資家や短期筋が「どの価格で決済したいか」を意識しやすくなるため、先物やオプションの需給によって日経平均が上下に振られやすくなりますよ。つまり今週は通常より値動きが激しくなりやすい状況が続きますよ。
注目材料としては今夜の米国市場の動きですよ。今日の東京市場が2563円安で終わったあと、ニューヨーク市場がどう反応するかで明日の寄り付きが決まってきますよ。「東京が大きく下げたので米国で買い戻しが入る」という展開になれば、明日は多少反発できるかもしれませんよ。
ただ今週後半にかけては米CPIや小売売上高など重要な経済指標の発表が続きますよ。特に米CPIが予想を上回るようだと「やはりインフレは収まっていない→利上げは避けられない」という連鎖が再燃する可能性がありますよ。
全体的に見て、今週は「底値を探りながらもみ合う」展開が基本シナリオですよ。6万4000円〜6万5000円のレンジが維持できるかどうかがまず最初の焦点ですよね。焦って動かず、今週は「嵐が過ぎるのを待つ」スタンスで構えるのが賢明じゃないかなと思いますよ(笑)。
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